The Boboli Gardens

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Boboli Gardens

ではお散歩へ

フィレンツェのピッティ宮殿の背後にあるボーボリ庭園は、単に一回りするだけでも3~4時間は必要な広さがあります。

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Boboli Gardens



この庭園を見て思い浮かべたのはマンディアルグの「大理石」にある「プラトン的立体」という章でした。 この章は"シエナを正午の食事後に出発し南へ向かいキャブレタの調子が悪いこともあって、火口湖のほとりの村に数日滞在し"、 "その村を正午に出て夕方にはローマに着いた"というのですから、舞台はトスカーナの南の方ということでしょうか。 火口湖には島が二つあり、その奥の島には糸杉に囲われて"五個の正多面体が五角形の5つの頂点を形作り、その中心にはうつぶせになって 眠る人の巨大な彫像があった。"(人文書院 澁澤龍彦、高橋たか子 訳 より)という場面で、それほどボーボリ庭園と似ていない かもしれません。
しかし、ボーボリ庭園の南半分にあたる生け垣の迷路風の道と島の泉水(Isolotto)周辺は、このマンディアルグの小説と同様な 「幾何学的な洗練と表面からは隠された何か秘められた"もの"あるいは"意味"」を感じさせます。
Boboli Gardens Florence's Boboli Gardens Boboli Gardens 水飲み場

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Boboli Gardens Boboli Gardens

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Boboli Gardens 円柱の草地の胸像たち

Boboli Gardens Boboli Gardens 生け垣の迷路

Boboli Gardens Boboli Gardens Boboli Gardens ユピテルの胸像

Boboli Gardens 鳥網場の鳥の水飲み場 Boboli Gardens


Boboli Gardens Boboli Gardens


Boboli Gardens 騎士の庭園へ入ります。

Boboli Gardens Boboli Gardens
騎士の庭園からの南東方向の眺め。突然、トスカーナ地方の田舎の景色に遭遇する場所。都市国家というものを実感させてくれます。
右の建物は現在ポーセリン美術館です。ボーボリ庭園の入場券を買っていないと入れない場所にありますが、別に入館料を払う必要はありません。



美術館に入ってみましょう。
Boboli Gardens

Boboli Gardens Boboli Gardens

左は騎士の庭園の入り口からフィレンツェ市街地の方を見たところ。すぐ下にはネプチューンの噴水、円形劇場、ピッティ宮殿が見えます。


右は逆に円形劇場から見上げた景色。ケレス((セレス)豊穣の女神)の像の向こうにはネプチューンの噴水があります。もっと登ると騎士の庭園があります。 私には魅力が少ない一帯。



Boboli Gardens Boboli Gardens
円形の野外劇場には惹かれるところがなかったのですが、脇の茂みには通風口?…ということは何かが地下にある? 周囲を囲う壁の裏には幾つかの洞窟があったかもしれないという説も読みました。


Boboli Gardens
庭園の北端からベルベデーレ要塞を望む。
ベルベデーレ要塞は美術展などに使われており、このMyst風のオブジェは その展示物のようです。



Boboli Gardens


まだまだ興味深いものはあるのですが…

2004年 夏


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